
キャバ嬢の女の子が全身ブランドもので固めてて、「キャバ嬢って稼げるんだなあ…」と感じた経験ある方いると思います。実は、キャバクラの給与の仕組みはちょっとだけ複雑です。
そこで、この記事ではキャバクラで稼げる理由と給料システムについて解説していきます。
地域ごと違う場合がありますが、システムは共通していることがほとんどなので、一度覚えておけばお店を移籍した時でも困らないでしょう。
キャバ嬢の稼げる「時給システム」
キャバ嬢の給与は基本的に時給制。しかし、普通のアルバイトや派遣と違い、自分の成果によって時給の金額が変わります。
その時給変動の判断材料になる給与システムは、大きく分けて以下の3種類です。
ポイントスライド式
ポイントスライド式は、指名本数や同伴本数によって加算されたポイントの合計に応じて、時給が決定されるシステムのことです。
集計される周期は、お店によって変わりますが、おおよそ下記の2種類。
- 前月のポイント数で次月の時給を決定
- 1ヶ月を前期・後期に分け、前期のポイント数で後期の時給を決定。また、後期のポイント数で翌月の前期の給料を決定。
また、付与されるポイントは、指名・同伴で加算される他に、お酒やドリンクなどの売上にも適用されます。
ポイント付与ルールの例としては、下記のように振り分けられてることが多いです。
評価項目 | ポイント数 |
場外指名(本指名) | 3P |
場内指名 | 2P |
同伴出勤 | 4P |
ドリンク | 1P |
ボトル | 4P~15P |
延長 | 1.5P |
なんだかゲームのようですが、獲得したポイント数だけまた稼げるのは、働くキャストのモチベーションになります。
売り上げスライド式
売り上げスライドシステムは、前月の個人売り上げによって次月の時給が決定されるシステムのことです。
例えば、「1ヶ月の売り上げが50万円〜80万円だったら次月は時給4500円」というように、ポイント制と比べるとわかりやすいですね。

指名本数はそこまで多くないけど、1回の来店でたくさんお金を使ってくれる常連さんを作ると稼ぎが安泰(太客大事)。
指名スライド式
指名スライド式は、1ヶ月の本指名の本数で時給が決定されるシステムのことです。本指名したお客様1セットで1本とカウントされることが多いです。
例えば、本指名してくれて5セット座ってくれてたとしたら、一気に5本カウントになります。
また、指名本数に応じた時給額はお店によって違い、例として時給5000円に達するまでに必要な、お店ごとの指名本数を下記にまとめました。
大衆店 | 指名本数90~109本 |
中級店 | 指名本数50~59本 |
高級店 | 指名本数20~29本 |
大衆店と高級店では、まず1セットごとの料金が違うので必要な指名本数も違います。

高級店で指名を取れるような実力があるキャバ嬢には、お店側も良い給料を支払うってこと。う〜ん、実力主義!
キャバ嬢の稼げる「バックシステム」
バックシステムは、時給に加えて加算されるお金のことです。分かりやすく言うと、インセンティブ。
「そもそもどういう基準でバックが加算されるのか」など、ここではバックシステムについて解説していきます。
場内指名バック
場内指名は、フリーで来店した「指名なしのお客様」が、気に入った子を店内で指名すること。
場内指名バックは、その名前の通り場内指名をもらえることで発生するバックのことです。
バック金額の相場は、場内指名1本につき500円〜1000円が相場。だいたい、そのお店の本指名バックの半額程度に設定されてることが多いです。
本指名バック
本指名は、場内指名とは違って、お客様が最初から気に入った子を指名して席に着くこと。
本指名1本につき、バック金額は1000円〜2000円が相場です。例えば本指名が50本獲れた月なら、本指名バックだけで5万円〜10万円もらえます。
ボトルバック
キャバ嬢が席について飲むドリンクは、セット料金の中に含まれているお客様用のハウスボトルとは、別のものを注文してもらいます。
例えば、カクテルとかグラスワイン。ドリンク1杯ごとのバック金額は、お店によって違いはありますが、100円〜600円が相場です。
同伴バック
同伴とは、お客様と一緒に出勤すること。
出勤前にお客様とご飯を食べてからお店に行くこともあれば、お店前で待ち合わせだけして、そのまま一緒に出勤するパターンもあります。
同伴出勤してくれる女の子は、確実にお客様をお店に連れてきてくれる子なのでお店からの信頼も暑く、バック金額も他のバックより高く設定されています。
同伴1回につき2000円〜5000円が相場ですが、同伴でお客様を連れてきてるわけなので、同伴バックと同時に本指名バックも付くことになります。

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その他の雑費が引かれる
キャバクラは稼げますが、「控除」という名目でお給料から引かれるお金があります。
ドレスをレンタルしてる人はクリーニング代、お店によってはヘアメイク代がかかることも。
忘れがちなのが、ヘアアイロンやトイレットペーパーなどの雑費。雑費は、お店によって違いますが、1日1000円以下の範囲内で発生することがあります。
キャバ嬢は稼げるまとめ
- キャバクラの時給システムはポイントスライド式・売り上げスライド式・指名スライド式がある
- 時給に加算されるバックは、同伴や本指名などで稼げる
- キャバ嬢の給料は、雑費などが控除される場合がある
キャバクラの給与システムは、女の子が稼ぎやすいような仕組みになっています。
自分の頑張りが評価されやすい仕事でもあるので、これからキャバ嬢の道を考えてる女の子はぜひ参考にしてください!